小さな船外機屋さんの地図

2024年4月3日水曜日

JOHNSON MD-20 1.5Hp 1942 分解整備開始

 2012年に入手してから12年という月日を経過してしまいました。

まだ、HD20と25は、まだ整備途中ですが、兄弟でもあるHD20が2シリンダで、MDは1シリンダです。パーツはほとんど同じものを使っているので、引き続き整備していくことにしました。

只、問題は燃料キャップが割れていて代替が見つかるかどうか、HD25のキャップより径が小さいのです。

製造年月は、1942年です。太平洋戦争の戦前生まれです。






JOHNSON HD20とHD25ロワー部を本整備時に交換

 HD20と25を分解整備時には、HD20のロワー部に塗装が塗られており、オリジナルではないので使用できないと思いましたが、整備時に剥離させることが出来ましたので、本来のDH20同紙に本整備時に組み直します。



2024年3月31日日曜日

10年振りの船外機の置台製作です。

 JOHNSON HD20とHD25の分解整備が1年以上続いています。

分解整備が概ね終了して、仮組まで来ました。ガスケット等の製作はまだです。どれがパーツが使用できるか振り分けをして、とりあえずパーツを確認するため仮構築をしてます。

東海市の作業場では、船外機を置く場所がなくなったので、10年振りに製作しました。

2X4の木材(180cm)を2本で1台の置台を製作しました。




2024年1月31日水曜日

JOHNSON HD20 1942 2.5hp 入手して以来14年経ちました。初めての分解整備です。

 1942年製造のJOHNSON HD20です。

入手したときは、まだ何もわからないまま14年経過してしまいました。

入手は、2010年10月です。

とりあえず、分解して整備を開始したところ、GREENに塗装されていたので、HD25と同じだと思っていました。しかし、GREENの塗装は簡単に剥離し、下からシルバー職の塗装面が出てきました。ネット上を探してもHD20の実機はでてきませんでしたが、1-2枚の写真をネット上でありました。やはり、全体がシルバーでした。





整備中に発見し、ドリルで排気用と思われるドリル穴を発見しました。
予備パーツ用として入手してある物と交換できるかこれから検討します。



2022年9月6日火曜日

JOHNSON 2R76S EVINRUDE2802R 最終組み立て段階です。

 時間もかかり、やっと最終段階の組立段階です。

1960年代以降のEVINRUDE等のエンジンは、プラスチックが多く使用されるようになり、粘弾的には安くなったかもしれませんが、経年劣化、熱に弱く、パーツの強度不足が整備する人には問題です。

この年代の2馬力エンジンの日本で制作されたものは、金属が多く多用され強度的には問題ありません。製造の精密さ強度などこの頃から日本製に置き換わっていくことがよくわかります。



JOHNSON 2R76S EVINRUDE2802R プロペラの緩衝

 この時代のエンジンの回転によるブレを無くすためにプロペラがゴムとプラスチックアタッチメントで構成された緩衝パーツになっています。



JOHNSON 2R76S EVINRUDE2802R 軸受のローラーベアリングと耐熱塗料

 1960年代以降のエンジンの軸受にはローラーベアリングが使用されています。

しかし、一度分解すると組み直すのに苦労します。今回の1970年代も同じです。

単純に軸受にローラーが360度並べてあるだけです。軸と同じ径のホースを差し込んで、ローラーが落ちないようにグリスでを塗布してローラーを差し込んでいきます。



冷却水が循環するエリアには耐熱塗料を塗っておきました。