2012年に入手してから12年という月日を経過してしまいました。
まだ、HD20と25は、まだ整備途中ですが、兄弟でもあるHD20が2シリンダで、MDは1シリンダです。パーツはほとんど同じものを使っているので、引き続き整備していくことにしました。
只、問題は燃料キャップが割れていて代替が見つかるかどうか、HD25のキャップより径が小さいのです。
製造年月は、1942年です。太平洋戦争の戦前生まれです。
愛知県東海市浅山に作業所があり、1910から1950年代位までの海外の小さな船外機を収集・整備をしております。また、小さな船外機の修理もしています。 「SMALL OUTBOARD」の看板が目印です。
2012年に入手してから12年という月日を経過してしまいました。
まだ、HD20と25は、まだ整備途中ですが、兄弟でもあるHD20が2シリンダで、MDは1シリンダです。パーツはほとんど同じものを使っているので、引き続き整備していくことにしました。
只、問題は燃料キャップが割れていて代替が見つかるかどうか、HD25のキャップより径が小さいのです。
製造年月は、1942年です。太平洋戦争の戦前生まれです。
HD20と25を分解整備時には、HD20のロワー部に塗装が塗られており、オリジナルではないので使用できないと思いましたが、整備時に剥離させることが出来ましたので、本来のDH20同紙に本整備時に組み直します。
JOHNSON HD20とHD25の分解整備が1年以上続いています。
分解整備が概ね終了して、仮組まで来ました。ガスケット等の製作はまだです。どれがパーツが使用できるか振り分けをして、とりあえずパーツを確認するため仮構築をしてます。
東海市の作業場では、船外機を置く場所がなくなったので、10年振りに製作しました。
2X4の木材(180cm)を2本で1台の置台を製作しました。
1942年製造のJOHNSON HD20です。
入手したときは、まだ何もわからないまま14年経過してしまいました。
入手は、2010年10月です。
とりあえず、分解して整備を開始したところ、GREENに塗装されていたので、HD25と同じだと思っていました。しかし、GREENの塗装は簡単に剥離し、下からシルバー職の塗装面が出てきました。ネット上を探してもHD20の実機はでてきませんでしたが、1-2枚の写真をネット上でありました。やはり、全体がシルバーでした。
時間もかかり、やっと最終段階の組立段階です。
1960年代以降のEVINRUDE等のエンジンは、プラスチックが多く使用されるようになり、粘弾的には安くなったかもしれませんが、経年劣化、熱に弱く、パーツの強度不足が整備する人には問題です。
この年代の2馬力エンジンの日本で制作されたものは、金属が多く多用され強度的には問題ありません。製造の精密さ強度などこの頃から日本製に置き換わっていくことがよくわかります。
1960年代以降のエンジンの軸受にはローラーベアリングが使用されています。
しかし、一度分解すると組み直すのに苦労します。今回の1970年代も同じです。
単純に軸受にローラーが360度並べてあるだけです。軸と同じ径のホースを差し込んで、ローラーが落ちないようにグリスでを塗布してローラーを差し込んでいきます。
冷却水が循環するエリアには耐熱塗料を塗っておきました。