小さな船外機屋さんの地図

2016年5月19日木曜日

EVINRUDE A 1922とは・・

EVINRUDE ELTO A 2hpをオークションで落札して、その時にフライホイールやマグネットーをパーツとして落札しました。
写真で見ていると軽そうに見えますが、重くて配達料金も掛かりました。
1910年代のように鉄製の部分は無いのですが、錆びないように真鍮をたくさん使用しているので、非常に思います。
製造されたのが1922年でも、同機種は1910年代半ばから生産されていました。
オークションでは、スパークOK、圧縮OKとありました、でも飾っておくのがベストと書いてありました。
でも、整備すれば走らせることができると思っていました。
着いてから、フライホィールを回したのですが、引っ掛かって回らないのです。
プラグが曲がっていました。どうも変だなあ。と嫌な予感です。
とりあえず、分解です。
ボルト等は全て外れるし、手入れがしてあるのがわかります。
最後にフライホイールを装着、どうもフライホイールが傾いています。
まさか、シャフトが曲がっていたら致命的です。
ジャンク品として手に入れた同時代のフライホイールがあったので、替えて装着したらちゃんと回るではないですか。
若干引っ掛かりそうな部分もありますが、ほとんどOKです。
シャフトが曲がっていなく良かったです。
スパークプラグも割れていました。MODEL Nのスパークプラグを見たら同サイズです。
これも変更できます。
やっと、走らせるための大きな障害は無くなりました。
ROWBOAT MOTORといっている意味がわかりました。
マウントが現在のマウントと全く違います。
1923年にMODEL Nが製造されるのですが、現在とほとんど同じ機能です。
ティラーバーを回して方向を変えるのですが、エンジン本体と燃料タンクは、マウントに固定されていて回らないのです。
シャフトとプロペラのみがティラーバーに連動しているのです。








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