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2020年7月17日金曜日

EVINRUDE 1930’s 1940’sキャブレターについて

投稿日: 2012年11月7日 作成者: product1125

固定ベンチュリーでもない、同じ時代のハーレーだビッドソンにも採用されていた同じキャブレターが、やっと理解できるようになりました。
シリンダーリードバルブ方式なのに、なぜかリードバルブが無い、と混乱しておりましたが、このキャブレターが理解できました。
気化装置とリードバルブが同一機構として製作されているのです。
今までは理解はしているつもりだったのですが、どうも納得できませんでした。
最初の写真、EVINRUDE ELTOの1馬力にはチョークが気化して燃料を手動で増やしてやる方式でしたが、2枚目以降のEVINRUDE
Sportwin 3.3HPのチョークは同時に燃料の量と気化した燃料を同時に増やすことが出来ます。
現在の一般の固定、可変ベンチュリー方式のチョークは空気を流入を減らして、濃いガソリンを作ってエンジンに供給しておりました。
この古きEVINRUDEのキャブレターは、空気の流入量ではなく、ガソリンの量を増やしてやることでチョークの役目をするわけです。

他のキャブと発想が違うわけだから悩むはずです。
まだ、強敵のJOHNSONのキャブレターがまだ、正確に理解できず残っています。
少しづつは、サービスマニュアルを読んでいるのですが、やはり英語が苦手だから、さー読むぞ。と言う心構えが必要です。






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