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2020年6月4日木曜日

ロビンとは

投稿日: 2012年11月13日 作成者: product1125

ロビンの名前が付いた会社名は、2007年にもう消えてしまいました。
ロビンの歴史を書いたブログを見つけたのでご紹介させていただきます。

富士重工ブランドとして、また消える部門が出てきたのがこの「富士ロビン」

昭和18年に出来た、中島飛行機三島製作所(現沼津製作所)が富士ロビンの旧名。
ことの始まりは、まだ富士産業(株)時代であった昭和21年に、大宮工場で船外機用エンジンを手がけたのがきっかけ。
その後、昭和23年にこのロビンブランドを作り、翌24年に当時の4サイクルラビットのエンジンを手がけていた三鷹製作所がエンジンを転用して命名したのがロビンエンジンのルーツである。

それを改良し、昭和26年に大宮製作所で量産型を生産しのが一号機とも言える。
当時の仕様は空冷4サイクル540cc、10馬力、V型2気筒エンジン。

その間、昭和25年に社名を富士機械工業とし、さらにその後昭和32年に富士発動機と改名。
さらにその後、昭和41年に富士ロビンになった。

実は、一時期だが翌昭和42年に「小松製作所(株)」と業務提携していた時期があり、短い期間だったが社名が「富士小松ロビン(株)」になっていたのである。

それが保ったのも昭和45年までと3年も満たない期間であったみたいだけど・・・。

提携解消後、「富士ロビン」になったのでありますが、今回の件で少なくとも「富士」は取れそうです。

マキタと富士ロビン、双方が合意の上でTOBしたのですが、富士重工としては今まで通り技術提携はしていくらしいです。

ロビンマーク
(1956年5月採用、1960年7月商標登録)「ロビン」は汎用エンジンに付けられた名前です。ロビンのマークは、誰からも親しまれている、かわいらしくて働き者の駒鳥をデザインしたものです。

さらに補足して詳しく書くと、「日本国中どこでも見られ、小さいながらもこまめに働き、タフで力いっぱいの仕事をする駒鳥のようにありたい」と言うのが、本来の命名理由である。
実は2代目のマークだったと言う事は知っていましたでしょうか???
初代マークはカタカナで「ロビン」と書いており、その周りを駒鳥をかたどった菱形図形で囲ったものでした。

また、この初代マークの頃は、現在のロビンエンジンのイメージカラーである黄色ではなく、小豆色でした。
subaru360が発表されるもっと前の昭和31年・1956年からで、ここでようやくお馴染みの「黄色いロビンエンジン」の活躍が始まったのでありました。

今から51年も前の事だから知らなくても当たり前か???

ラビットスクーター用エンジンを汎用化したのが始まり。空冷ガソリンエンジンを得意とし、国内の小型建設機械向けには圧倒的なシェアを持ち、100万台以上の生産台数を誇る。かつてはロビンエンジン搭載の農業用耕耘機の生産も行っていたが、子会社の富士ロビンに営業譲渡後は、次第に販売台数は減少している(その後マキタの子会社となり、2007年8月1日付をもって「富士ロビン」は「マキタ沼津」に社名変更となった)。

ロビン専門の修理屋さんもまだ、たくさんあります。

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