小さな船外機屋さんの地図

2020年6月9日火曜日

TOHATSUトーハツ OB2B

投稿日: 2012年10月30日 作成者: product1125

僕が所有している国産の船外機については、初期に製造されて一番古いものもがヤマハのP3Cです。
沿岸漁業の船は、ほとんどが黄帽子といわれるヤマハの船外機埋め尽くされたそうです。

しかし、それ以前は、トーハツの赤帽子といわれた船外機です。
1956年に、それは、船外モーターを生産する最初の日本の会社でした–1.5馬力の空冷モデルはOB-2を呼びました。これが赤いタンクでした。
このOB2は、1956-1960年まで2,141台製造されました。
この後継機種である2.5馬力で1961年(昭和36)から1966年(昭和41)にかけて10,214台が生産されました。

 当時のトーハツは国内の船外機市場で圧倒的なシェアを誇っており、1962年にはOB2Bの3,750台を含め、4機種合計で8,500台余りの船外機を生産しており、その年の国内市場の7割を占めました。
これが赤帽子といわれる船外機なのです。
今回入手したOB2Bは、高価ですが落札させていただきましたが、写真で見る限りティラーハンドルがないのです。寸前まで迷いましたが、思い切って入手することにしました。

とにかく、資料が無いのです。





以下の写真は、
「企画展「船外機 その発達の歴史」報告書」に掲載されていたオリジナルのOB2Bのエンジンです。





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