投稿日: 2012年11月23日 作成者: product1125
古いエンジンを再生しているときに一番の問題は、現在製作されていなくて消耗品のパーツなのです。
1940年代より古いエンジンは、プラスチック、ゴム製品はほとんど使用されていません。ほとんどが金属製のポンプ式かインペラです。
1940年代後半(第2次世界大戦終戦後)になると、徐々にプラスチック、ゴム等の製作されたパーツが増えてきます。
しかし、もう60年以上経ちますので、既に製作されていませんし、経年劣化します。
特に、エンジンを動かすために非常に重要なのは、水冷式のポンプやインペラです。
1960年代のゴム製品のインペラは、まだ何とか手に入ります。
1950年代に製作されたエンジンは、ポンプ式で、全く手に入りません。
だから、自分で製作するしかないのです。
試行錯誤を繰り返し、試作品もたくさん作ってみました。
初めて、ウレタン樹脂でプラスチックのパーツ作りも試してみました。
やっと、完成しました。
まだ、試運転はしておりませんが、これをベースに必要であれば改良を加えていきます。
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